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Posted: 7 May, 2020 @ 11:56pm

踊る小デブ死神 恋をする
現場仕事も なんのその
恋した あの娘に 会うために
エンヤコラ どっこいしょ

死神は影から一歩でも出ると眩しくてギャーってなっちゃうので
フィールド上にある樽やらドラム缶で日陰を作り、
太陽ダイヤルで太陽の向きを変えて目的のモノを運んで運命を操作し、
どうにかこうにかお膳立てして対象者を事故に見せかけ死なせるゲーム。
(死神と謂えど直接手を下すのはコンプライアンス違反という事なのだろうか)
・移動経路は自分で作る
・モノを押すのではなく持ち上げる
・モノは重ねて高さを稼ぐ事ができる
・章毎に増えるギミック(スイッチで動く壁、ワープ、一通落下床他)
・明け方や夕暮れマップは影が長くなる
等の違いはあるものの、全体的には倉庫番のテイストを感じるパズル。

プレイ前のイメージではダンサブルでノリの良い曲に合わせてFelixが踊り狂うと思っていたのだが、
BGMはどっちかというとしっとり気味、Felixはコミカルに動き続けるがダンスは曲に合わせてちょっと地味め。
これはパズルの難易度が高い分だけじっくり考えて欲しいという開発からの意向を汲んだものだと感じる

ストーリーは良翻訳。ただしリザルト画面は翻訳が微妙に惜しい。
文章の翻訳よりも文脈が存在しない単語のみの翻訳が難しいのは仕方ないか。
○×ではなくチェックマークと×なのは文化の違いなので諦めよう。

パズルは一度解いたらそれで終わりというものが多いが、
手数縛り・ダイヤル回数縛りの効率化、ハードモード等のやりこみが豊富。
ただ早解きだけはゲーム性に合ってないように思う。制限キツいし。

定価は多少お高い(ダンスとBGMにお金かけた分の回収のため?)が主題のパズルは良質、
さらに発売半年程で8割引と投げ売りし始めたのでパズルが好きな人は買ってみてはどうか。
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