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6 people found this review helpful
52.9 hrs on record (39.8 hrs at review time)
アーリーアクセス時に購入して寝かせていたが
正式化&日本語追加と聞いたのでプレイしてみた(2024年1月末)

結論から言うとシステム面等に神ゲーのポテンシャルを感じるが
それ以外は割と酷いゲームだと思った
とにかくAI周りの雑な調整が全てを台無しにしている
他の部分が良くても何もかも全てを無に帰すような動作をする
今はプレイしない方が良いんじゃないかなあコレ
時間を無駄にして不快さを押し付けられるだけになる気がする。
友達と肉入りマルチするのは良いがソロは完全に時間の無駄になる気がする。
都合よくマルチする人が身近にいる人以外は買うべきゲームではない
まだ先月1.0になったばかりなのでこの先きっと改良されると思いたいが…
その1.0で急に改悪されたという話ばっかり聞くので
「どうしてもこのゲームがしたい!」
というモチベーションの高い方以外は様子見した方が良いと思う。
とりあえず特殊部隊でマルチやりたいって人はゴーストリコンやった方が良い。


以下理由等

pros.
・オンラインマルチは楽しそう(私はプレイしてないが)
FPS版のゴーストリコンのような、
そんな協力マルチが楽しそうなゲームだと思う。

cons.
 敵AIが酷い
開発者の性癖や思想、常識を疑うレベルで酷い。
敵AIは不完全ながら透視壁貫通オートエイム
しかも分隊支援火器を立ったままフルオートで。
攻殻機動隊の世界じゃねーんだぞ。
特にIdes of Marchというミッションから先はまともに相手できたもんではない
昔の超反応する格ゲーのCPU並の速度で反応する
通路でプレイヤーの方向を向いている場合対処する前に死ぬ。
曲がり角の先をプレイヤーが知る手段はミラーガンしかない。
ミラーガンを持つとシールドもグレネードランチャーも持てない。
味方AIは使い方を知らない役立たず。
ミラーガン以外を持つとほぼ完全な運ゲーになる
ミラーガンを持っても実質対処不能の状況になるかどうかの運ゲーになる。
非常に不利な条件下で100%相手にチーターがいるFPSなどプレイして楽しいのだろうか?
私は楽しいとは思えなかった
まあ反応が酷いなら反応されない方法で止めれば良いだけなのだが、
味方AIがエイム以外ポンコツなのでソロだと苦行にしかならない

 味方AIも酷い
エイムだけは凄い…が
それ以外はポンコツ過ぎて足手まといになる事の方が多い。
私がLSPDの関係者なら人事担当者をクビか収賄容疑で追放している。

・投降した犯人を逮捕するために未確認の射線に急に飛び出す
・逮捕よりも落とした武器の回収を優先する(そこで抵抗する犯人)
・指示を無視
・突入命令を出しても扉(非施錠)を開けずにずっと扉前で待機
・なぜか大きく外を回って逆サイドの入口から突入(足音と窓から目視され撃たれる)

 持たせたアイテムを有効活用してくれない

・アイテムの使い方がポンコツ
突入時にアイテムを使う場合、ドアを完全に開き丸出しノーガード。
気づかれないように少しだけドア開いて投げ込むとかそういうのは無い
アイテムを使う時の狙いも無茶苦茶で有効利用する気を全く感じられない
例えばグレネードは部屋の入口に投げて部屋の奥には全く効果がない
ランチャーは眼の前の壁に向かって撃つ
しかもドアを開けてすぐとかではなく数瞬経ってから使う
大体敵はドア開いた時点で気付き効果が出る前に蜂の巣にされる

・アイテム関係は基本突入時以外使ってくれない
指定地点にグレネード投げ込むとかランチャー使うとかの指示はほぼない

・AIとプレイヤー間の装備の融通等はしてくれない
プレイヤーが使えば有効な装備もAIには豚に真珠
使えねーならくれよ!と思ってもそういう指示はない

・ミラーガンの報告もポンコツ
扉から見てどの位置か、距離はどれくらいか、等一切教えてくれない
せいぜい人数と容疑者か一般人か、たまに武装の有無くらい。
ミラーガンで見える範囲にも限度があるので
たまに見落として嘘情報を与えてきたりもする
プレイヤーだと見えない位置の人間も報告してくれる事もあるが…

 マップはほぼ即席の手書きやら非常口のマップみたいなのばかり
ちゃんとしたマップの用意がないのはある意味リアルなのかもしれないが
そこにプレイヤーが書き込む事は出来てもAIは一切情報を追加しない
情報を共有しろよ報連相は大事だぞこの野郎

 リザルトにも不満
主にミッション目的やその他ステージ中の報告事項、
証拠品(容疑者が持ってた武器)の確保等で点数が決まるのだが
リザルトに表示されない採点項目があり
知らないと永遠に満点のSランクに到達できない(しかも説明されない)
それは「全ての容疑者を重症化させる事無く逮捕する」事
殺傷武器で重症化させずに逮捕は結構な難事(ほぼ運ゲー)なので
Sランクを狙う場合は基本的に非殺傷武器を使う事になるのだが
これがまあ弱い

 非殺傷武器がやたら弱い
催涙ガス銃は効果が中々現れず何度も撃つ必要があり、
かといって撃ちすぎると重症化して減点
(ガスしか持たせないAIしか撃ってないのに重症化する事多々有り)
ゴム弾(的なもの)は撃っても一回では銃を落とさない事が多い
余計に撃つと不正な武力行使扱いで減点。
そしてゴム弾はヘッドショットしてしまうと重症扱いで即減点
(これまたよく味方がやらかす)
そしてショットガンなので連射も遅め。
その癖当たりどころが悪いと相手は微動だにせずこちらを撃ってくる
こうなると二発目を撃つ頃には死んでいる
グレネード関係も効果範囲が狭かったり普通に逃げられたりで微妙
フラッシュグレネードは当たりさえすれば効果覿面だが範囲が狭い
催涙ガスグレネードは噴出までが遅いのと煙で何も見えない
しかも見えてないのはプレイヤーだけで敵も味方も煙を透視する
これは本当にダメだと思う
他にフラグメンテーションというのもある
これはいわゆる破片手榴弾(殺傷)やコンカッション(殺傷)の事ではなく
スティンガーというゴム弾をばら撒くタイプで非殺傷
(それでも当たりどころが悪いと重症になり実質減点)
まあどれも範囲が微妙で信用できないのだが。
こんな武器でマシンガンやら復数銃器を持つ犯罪者を
5人1チームで時には10人以上も相手する必要があり、
しかもどんな危険な状況であっても怪我をさせてはいけないらしい。
もしかしてLSPDでは警官は基本的人権が認められていないのだろうか?
Sランクを狙うとセルフ縛りゲーを強要される事になりとてもつらい
ただクリアランクでコスメティックが増えるだけなので
実績とかクリアランクとか気にしない人は気にならないかもしれないが
欲しいコスメがSランククリア限定だったりするとすっっげえつらい

 字幕が不安定
言語を日本語に設定していても起動時は必ず会話だけ英語字幕。
これはEscで開けるオプションの音声ペインで
一度字幕表示言語を日本語から他の言語に変更してオプションを閉じ
再度Escでオプションを開き字幕言語を日本語に変更すると表示される
ただそれだけではあるが毎回やるのは結構面倒

 バグ
バグもそこそこ多い
正式版になってすぐとはいえ、再現性100%のバグを放置するのはどうかと思う
(Ides of Marchのスタート地点変更不可バグ)

 実績
私はマルチをやってないので聞いた話になるが、
実績周りはソロ限定要素であるらしい。
アイアンマンモードクリアだのゲームクリアまで殉職者0だの
武器縛りクリアだのオールSクリアをソロでやれというのは無理がある
苦行が過ぎる
グローバル実績も初逮捕実績は90%を超えるが
次に高いのは視界外でAIが無力化した容疑者の逮捕で10%程、
ミッションクリア関連の実績は3%未満しか存在しない
それくらいAIがひどいゲームというのが数値に顕れてしまっている
なおアイアンマンモードで殉職0クリア実績もあるが
0.2%とはいえ達成者がいるのはホント世界は広いなと感じる
Posted 29 January, 2024. Last edited 30 January, 2024.
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38 people found this review helpful
3 people found this review funny
2,124.6 hrs on record (22.8 hrs at review time)
まず最初に良いところを書く。
1.マイナー機も実装されててそれを操作するのは楽しい
 (対戦ゲームとして面白いかどうかは別の話)
2.旋回速度とかのレスポンスはあまり良くはない
 だが、それはそれで嫌いじゃない。機体毎の個性にもなっているし。
 ケンプファー等の高機動な機体は他の機体に比べレスポンスが機敏で、
 そういった所にはとても感動した。
3.上等兵(Lv10で昇格を2回)で解禁されるペイント機能はとても良い。
 3Dモデルを眺めながら色塗りができる。疑似ガンプラ制作気分。
 3Dモデル一つにつき3セット+修正用のデフォパレットの4色が保存できる。
 しかも機体を跨いでパレットやカラーのコピー、ペーストまで可能。
 ステッカーのようなマークや、カラーリングの上からのパターン等も貼れる。
 (しかもパターンはカラーパレット一色毎に入れるか否かも選択できる)
 これが無料なのだから凄い。

次に悪い所を。
1.マッチングがクソすぎる
 マッチング開始すると4割程は暗転後即弾き出され待機室に入れすらしない。
 おつかれさまでしたwじゃねえんだよ何もできねえんだよ。
 そして待機室に入ると長い待機が始まるが、
 人数が集まっても全体の2割程はチーム編成に失敗しましたと出る。
 しかも同時に鳴るのは最終編成に入ってくださいというボイス。
 失敗する事を考慮していない。
 恐らく対策なども想定されていないだろう事が予想できる。
 こうして全体の6割程は失敗し、
 そのうちの2割程は待機室で延々待ち続けた上で失敗しさらに待つ事になる。
 ちなみにこれでもマシになった方で、
 6月15日のメンテ前は9割近くマッチング失敗していた。
 商品として出すなら成功率9割以上には仕上げて欲しい。
 今どき同人ゲーでもここまでまともにマッチングしないゲームなんて無いぞ
2.人間モードの操作性最悪
 MSに旋回性能のパラメータがあるのは理解できる。
 生身に旋回性能のパラメータいらねえだろ。
 ノロノロ視点回しやがって油差し忘れた機械じゃねえんだぞ。
 戦闘中ならまだしもベースキャンプでは尚更必要ねえだろ。
3.報酬周りの挙動がクソ
 報酬を受取ったあとで「○○個の任務達成」系の任務が達成されるので、
 再度報酬くれるおっさんに話しかけなくてはならない。
 受け取り時ではなく任務達成時に判定して
 一回でまとめて受け取るくらいできないのか。
4.ゲームシステム自体PCで稼働させる事を考えていない作り
 要は最適化不足というか、
 ほぼしてないと思われる程に効果が感じられない。
 まずMSカスタマイズ周りのUIが激重
 MSリストはカーソルを合わせるだけで3Dモデルを読み込むのでクッッッッソ重い。
 反面ゲーム内通貨交換窓口では一枚絵を読み込むだけなのでとても軽い。
 MSを選択して実際にカスタムする時だけ3Dモデル読み込むとか、
 1秒とかの一定時間カーソル合った時だけ読み込むとか、そういう発想は無いのか
 なおマッチング時は機体のコストで出撃可能かどうかが決まるのだが、
 この際にコストが合わない機体はリストから取り除くとか
 そういった気の利いた仕様は全くない。
 出撃不能な機体もカーソルが合えば3Dモデルを読み込むのでクッッッソ重い。
 せめて出撃不能ならカーソル合わないようにするか、
 最初からコスト順に並べて最大コスト機にカーソル合わせといてくれ。
 また、ゲーム開始時に自動でチュートリアルが始まり、
 終わるまでオプションとか全く変更できない。
 それどころかオプション画面を開くことすらできない。
 タイトル画面にオプションを付けろよ。
 これらはCS機で動作させる事以外全く考えていないのが原因だと思われる。
 MSリスト周りはSSDが前提なら我慢できる速度(かもしれない)
 ゲーム開始前のオプション禁止は統一されたハードウェアに甘えた仕様。
 (画面サイズ・音量は後々変更出来るが、それまで苦痛な人もいるだろう)
 PC移植作業にPCでゲームした事ある人いなかったの?どんな職場だよ
 この仕様を通した人間はPC移植での決定権を放棄すべき人材だと思う。
 こんな仕様通すな。無能呼ばわりされても仕方ねえぞ。
5.チュートリアルが穴だらけ
 恐らく開発当初に作られたもの(だと思う)なので、
 運営開始当初無かった(と思われる)要素については何も説明がない。
 可変機の変形とか強化システムの発動とか全くない。
 カスタムパーツというMSの性能を底上げする装備品も(多分)説明はない。
 実際のマッチ環境ではクッソ重要なもののはずだが
 私は説明らしきものを見た覚えがない。
6.マウス・キーボード周りの設定がゴミ
 ベースキャンプではなぜかVキーのレスポンスが悪い。たまに反応しない。
 MSのカスタムやオプション、ゲーム終了に必須なので結構な頻度で遭遇する。
 チュートリアルでもキーボード特有の問題がある。
 ジャンプ練習の項目で使用するキーが表示されるのだが、
 この時表示されるのは「↑」という矢印キーである。
 しかし矢印キーやW(前進)キーを押してもただ前に進むだけ。当たり前だが。
 ここでキーボードのキーを片っ端から滅法押し続けたが、全くジャンプできない。
 よくよく見てみると「.↑」というとても分かりづらいが「. 」が付いている。
 これが何を意味するかというと、Shiftキー同時押しであった。
 Shift+方向キーが正解だったのだ。
 恐らくコントローラ時のチュートリアルを流用し、
 キーボード用表示キー以外一切変更無しのため1キーしか表示できないのだろう。
 明らかに手抜きである。これはShift+◯◯ではない。♥♥♥♥+◯◯だ。
 戦闘中のショートカットキーにもバグがあり、
 ホイールを回しても並べた順以外で武器が選択されたり、
 ホイールで武器変更するのにホイール下に武器ショートカットが割り振られている
 しかもその固定ショートカットを削除しても並べた順には変わらないし、
 むしろ削除するとホイール上で逆順変更ができなくなる。
 (なおホイール上は何故か二回動かさないと反応しない)
 いくらなんでもお粗末すぎる。テストしてねえな?

さて肝心のゲームプレイ部分についてのお話。
そこはまあ対戦相手がいるゲームなので相手による所も大きいが、
低コスト帯でわちゃわちゃする分には楽しい。
(放置や芋砂等がいない、楽しさに真面目なチームである事が大前提)
これは始動で環境が混沌としているからという理由が多分に含まれる。
環境が安定して来たらどうなるかはまだちょっとわからない。
高コスト帯は…敢えて触れない。
なお試合の勝敗でレートが変動しプレイヤーランクが変化する。
変動理由はチーム勝敗と、
個人成績で(勝手に選出される)ライバル勝敗のニ種類があるのだが、
この内チーム勝敗がライバル勝敗の何倍もあるので理不尽感が凄い。
たまにチーム負けでライバル勝ちという事があっても
焼け石に水レベルの意味しかない。
(チーム勝敗±7、ライバル勝敗±0~1、稀に2か3)
個人の腕関係ないのに個人に付く評価ってなんだよ?
運営は寄生推奨してるのか?
ライバル勝敗の変動レートは今の10倍弱は必要だろ
------------6/17以前------------------------
まあこのレートは今のところあまり意味を成していないようだが。
なぜなら(聞いた所)高くても全く得することがない(らしい)から。
私自身はD-の低レートなのであまり関係はないのだが、
どうも高レートは人数が少ない(steam実績1%未満)なので
数時間単位でマッチング待ちになるらしい。
そのせいか低レートに高レートが混ざると、
「わざと負けるために開始地点から動かない&敵が来ると逃げる」
「マップ端の高台で試合中微動だにしない、固定砲台で仕事するフリ」
という利敵行為に走りレートを下げようとするプレイヤーが多いように思う。
(実際何人か遭遇し通報した)
------------------現在-----------------------
どうやら高レート帯域でもマッチングが改善した?ようで
(マッチング対象レート帯域を広げたのだろうか?)
無闇にレート下げようと非協力行為に走る通報対象が減ったように感じる
大半が通報されてプレイできなくなっているだけかもしれないが。
そのため低レート帯域のデメリットが強調され始めている。
具体的には延々中継地点を周り占拠しかしない前線に来ない奴とか
ずっと一箇所で待ち攻撃するのは敵が撃てる場所に来た時だけの芋虫とか
君たちちゃんとルール読んだ?と聞きたくなるプレイヤーが目立つようになってきた
これは陣取りゲームルールではないし防衛だけするゲームでもないんだよ。
なお根本的なマッチング失敗お疲れ様でしたwは未だによく遭遇する。
---------------------------------------------

最後にこのゲームを楽しみたい、という人は環境が混沌としている今にこそ始めて
低レート低コスト帯の地上マップ動物園でわちゃわちゃしよう。
対人ゲーはみんながこなれてくると
初心者を処るだけの試合とかに突っ込まれて萎える事になるので。
スタートダッシュは大事。
対人ゲームで一番重要なのは「同程度の実力の相手がいる事」なので
それがわんさかいる今こそが始めどきです。皆さん奮ってご参加ください。
でもお願いだからwifiじゃなくてLANケーブル有線接続で繋いでください。
あと、SNSとかで味方への愚痴で具体的な理由の無いやつは気にしなくて良い奴です。
ああいうのは自分に出来る事を発見できなくなった結果
他人に原因を求める以外何もできなくなっちゃった可哀想な人なので。
(理由が具体的で内容に心当たりがある場合は反省しましょう)


以上の理由により現状-100億万点です。
最初に挙げたいい所の加点は誤差にしかなっていない。
特にマッチングとマウス・キーボード周りの設定だけで無限大に減点したくなるので
早急に修正するべき。
もうデイリー以外3D塗り絵するだけのゲームになってるよ。
Posted 16 June, 2023. Last edited 18 June, 2023.
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38.2 hrs on record
プレイ時間:38時間(ノーマルキャンペーン8マップのみプレイ)

北アフリカ戦線での任務を終えたナチススレイヤーことカール・フェアバーン。
直後彼に次なる任務の命が下る。
「イタリアへ行き、ナチス脅威の新兵器“無線誘導ミサイル計画”を止めろ!」
イタリアでカールを待ちうけるものは…!

まあつまり い つ も の スナエリ。
なんでもかんでもスナイパー一人に任せすぎだと思うよ連合軍。

長所:
・広大なマップとノンリニアな進行
 今作は前作と異なり広々と射線が通ったマップが多く、狙撃が楽しい。
 その広いマップ内に敵兵や銃声隠蔽ギミックが散りばめられており、
 プレイする度発見と攻略があり最適化が進む。
 前作比でレベルデザインが飛躍的に向上しているように思う。
 MGSV:GZに近い。ステージ数の分だけ新鮮なGZが遊べる。
・武器パーツ取得システム廃止
 アレは最悪だった。廃止万歳。
 代わりに銃毎に課題のようなものが設定され、
 それを達成すると強化されるという形式になった。
 (反面DLC武器も強化が必要になり少し面倒にはなった)
 双眼鏡は武器ではないので強化なし、
 最初からフルスペックの倍率20倍。最高。
・消 音 弾 実装
 プレイヤーロードアウトの項目で
 レベルを消費して解禁する消費アイテム。
 1スロット10発で最大20発まで持ち込み可能。
 待望の無音狙撃可能アイテム。
 代わりに徹甲弾が消滅したが
 あんなもん無くても困らん。
 これが欲しかったんだよこれが。
 流石に初期からは使えないが低レベルでも解禁は可能。
 大体ステージ1クリアくらいで
 解禁可能になってると思われるので次に進む前に解禁推奨。
 なお強力な分拾う機会がとても少ないので使い所は考えよう。
・キルカメラの演出
 前作はテンポが悪く爽快感が足りなかったが
 今作はテンポよく弾丸がギューン!と飛ぶため見ていてとても気持ちがいい。
 まさにこのためのシリーズなのでここが良いのは何よりも素晴らしい。
 あと狙撃以外でのキルでも発動するようになった。
 明らかに爆発するだろうという赤ドラム缶やら
 ハンディトーチやジェリカンの爆破キルでもキルカメラが発動する。
 これはこれで結構楽しい。
・敵兵のAIアルゴリズムの進化
 今作は敵兵同士で連携する設定があり、
 仲間が倒れると見えていなくても
 「あいつどこいった?」とばかりに警戒する
 離れすぎたり壁越しだと気付かない事もあるので
 倒れる音で反応しているのかもしれないが。
 また、兵士が少なくなると
 「しょうがねえあいつの持ち場替わってやるか」
 と巡回ルートが変化したりもする。

短所:
・リロケーションシステム
 基本は前作と同じ、とても強力なシステムなのだが
 今作では警戒ゲージが消滅し、ちょっと分かりづらくなってしまった。
 まあ別に一回撃つ度狙撃地点を変えれば済む事ではあるが。
・今作は装甲車や戦車などは狙撃で破壊不能になった
 (ドライバーや砲手をのぞき窓から狙撃して無力化はできる)
 破壊するには梱包爆薬を直接車体に仕掛けるしかない。
 V2のように弱点狙撃で壊せるようにしてほしかった。
・steam版には日本語がない
 CS版には日本語が追加されたが、steam版にはない。なぜだ。
 かつては有志翻訳パッチがあったのだが、
 アップローダー廃業につき現在入手不能。
 なお有志翻訳の翻訳度合いはキャンペーン本編ムービーシーン+UIほぼ全てが翻訳完了、
 一部目標及びステージ中の主人公のセリフや敵兵の会話などは未翻訳。
 DLCの方はプレイしてないので翻訳度合いは不明。

総評:
単品のゲームとして見ると
MGSとは似て非なるものだが独自の面白さを味わえる良作。

シリーズとして見ると
システム諸々を3から引き継ぎつつ調整とレベルデザインの妙により
要素を殺さず近接ステルスも狙撃も両立させた傑作。

つくづくsteam版に日本語がない事が悔やまれる。

セール時はとてつもなくお安く質もいいのでオススメのゲーム。
MGSで繰り返し周回して効率化するのが好きな人に特にオススメ。
Posted 12 June, 2023.
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50.7 hrs on record
TRPGとポイントアンドクリックを組み合わせた全く新しい訳では無いがおもしろADV。

概要:
私はどこ?ここはだれ?
ここはエリジウム。
ペイルという虚無空間に囲まれたイソラと呼ばれる陸地がある世界
そしてお前は酒とドラッグで過去を全て喪失した哀れな壊れた男
何のためにお前はここにいる?
お前がここでやるべきことは?
探せ。
それこそがお前に必要なものだ。
幸運なことにとても忍耐強く
面倒見の良い相棒が付いてくれるぞ。

感想:
「ヤク中アル中ラリラリ刑事の捜査事件簿、聖人付き」
一言で言ってしまうと大体こうなる。
誤解してしまうといけないので真っ先に言うが、
このゲームはラリラリ刑事の内面一人ペラ回しと、
それによってひり出されるトンチキな会話、
そこにツッコミを入れてくれる聖人の掛け合い、
地の文を読んで楽しむゲームだ。
例えば主人公のおっさんは条件が揃うと
「衆人環視の下で右手の親指を自分の直腸に突っ込む」
それを見た聖人は狼狽するが、
見放さずツッコミを入れ、
それから平然と捜査に戻るのだ。
こういう唐突な奇行に走る主人公を眺めるのが
このゲームの楽しみ方だと思う。
事件そのものはただの舞台装置でしかないので
顛末にはあまり期待しない方が良い。
ミステリとかサスペンスとかが好きな人には
あまり合わないかもしれない。
あと世界観や(作中世界の)政治情勢のような話が結構多いので
そういう物語の本筋よりも
設定等を読むのが好きな人にはオススメ。
なお文章量がとんでもなく多い。
結構な疲労感を伴うプレイとなるので
定期的に休憩を取る事をおすすめする。

なお移動面はとてもじゃないが褒められたものではない。
ファストトラベルがほぼ機能してないのはちょっとどうかと思うよ。
マップは完全にただの一枚絵で自分がどこにいるかすらわからない
マップに記録される情報も大まかな位置+ロックされてるか否かしかわからない。
実質役に立たない。
移動も遅い上にオーバードーズ野郎という設定を反映してか、
操作性もなんだかフラフラしてピシッとしていない。
悪い意味で慣性が乗った、
ぬるりとした独特な操作性は好む人いないんじゃなかろうか。
コラージュなんていうおまけ実装する前に本編の移動面どうにかしてくれよ

80/100点
個人的にはとても楽しめた、が
とても人を選ぶゲームだ、とも思う。
内訳:
文章が面白い+100
事件の顛末が娯楽として見ると少し弱い-10
移動時の操作性が劣悪/装備・アイテム等のUIが良くない-10
Posted 10 May, 2023. Last edited 10 May, 2023.
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2
4
0.0 hrs on record
コルトSAA7.5inchモデルが元ネタ(多分)の.45ロールストン
グロック35か41あたり?が元ネタっぽい10mmダヴァニ
明らかにトンプソンコンテンダーの.243R.クオモ
この3丁とダヴァニ用のリフレックスサイト、
実質ダヴァニ専用の10mm弾二種が追加の重量1銃セットDLC。
あと同時期に無料アップデートで45口径用貫通弾が追加された。
以下銃の使い勝手と必要性について。

.45ロールストン
サイトが装着できない(重要)アイアンサイト専用リボルバー。
弾自体の性能が他とカブっており、銃自体の性能も良くはない。
性能的にはWeaponPack2DLCで追加される
マンギアフィコ45口径リボルバーで十分。
というか、腰溜め撃ち精度がカテゴリワースト1の50しかない。
射撃場で試したがエイムしないとロクに当たらない。
レティクル内に収まる可能性が半々くらい。使えたものではない。
45口径には元々なかった貫通弾が追加されるのが嬉しい所ではある。
じゃあこの銃要らんのかというと、要るのだ。
エイムせずに撃つとファニングショットする。
ソリッドフレームなので排莢も装填も一発一発丁寧に。
もうこれだけで存在理由になる。
完全に趣味銃だがそれがいい。
SmokingBarrelsWeaponPackDLCの前装銃や
レバーアクションライフルと組み合わせれば
気分はもう西部開拓時代。カウボーイにだってなれる。
性能的にはまあWeaponPack2DLCのマンギアフィコで十分。
あっちは少しだけ重いがバードショットも撃てるし。

10mmダヴァニ
専用のリフレックスサイトしか装着できないセミオート銃
弾性能はかなり良く、ランク2-6対応で
貫通/膨張は通常弾が12/36、貫通弾が50/8と中々良い性能。
スコープ無しなのもどうせ射程50mなのであまり関係がない。
セミオート式なのでこの性能の弾をWeaponPack3のアンダーソン(ランク1用銃)並に連射できるのが利点。
口径の分だけ反動も大きいが連射速度自体は多分同じくらい。
近接戦で強力な武器になるのだが、まあそれは対人ゲーの時の話。
逃げる獣相手に50m以内で撃つのに連射できる必要はあるか?
答えはノー。
連射が必要な状況=初段外しなので大体狙ってる間に逃げられる。
つまりあんまり意味がない。
二の矢を早く、というのもリフレックスサイトでまともに狙える距離まで近づいた状態で二発目が必要になった時点でまあダメだ。
(足止めスキル無しでも群れ狙いで一度に複数狩れる可能性はある)
あと狼とかイノシシとかの中~小型で逃げずにこっちへ向かってくる相手への防御手段としてならそれなりに意味はあると思うが…
そもそもこのゲーム、デスペナルティはリスポーン時アウトポストに戻される程度なので
それが気にならない人は本当にいらない銃かもしれない。
悪くはないんだけども要るかっていうと…
先述通り重量1なのでお守り代わりにするのはアリ。

.243 R.クオモ
シングルショットで弾が一発しか入らないが、
初期銃のレンジャー.243と同一、
つまりライフル弾を重量1で使用できるのが一番のウリ。
ちゃんとライフルスコープも使える。
しかもスコアはハンドガンに入る。
射程100mからハンドガンスコアが稼げる。
経験値稼ぎのお供にどうぞ。
ハンティングのお供としてもとても使い勝手が良い。
鳥ウサギ用・小型~中小型用・中~大型用・超大型用と
五目釣りならぬ五目狩り用に装備を揃える際に
初期銃のレンジャー.243はランク2-4相手には超優秀な銃で、
ライフルでは軽い方だが重量3.5がネックになりがち。
そこを重量1で賄えるのは非常に大きい。
シングルショットではあるが、
そもそもこの弾で連射が必要な獲物を狩るべきではない。
必要十分な性能がある。

各銃の感想が終わった所でこのDLC自体の必要性について
ほかのDLC全部持ってるよ!という人は買うと色々楽しい。
でも他のDLCよりは優先度が一段落ちる感がある。
他のDLC持ってない人はWeaponPackシリーズや
ModernRiflepackDLC等の武器DLCや、
マップDLCから買いましょう。
Posted 27 September, 2022. Last edited 31 March, 2023.
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3 people found this review helpful
137.7 hrs on record (2.5 hrs at review time)
Early Access Review
あの究極の釣りシミュレーターに続編が!という事で買ってみた
正直この先ガッツリ変わるだろうと思われるので変更次第で書き換えるかもしれない。
アーリーアクセスの現状、不満点とかそういうのを書き連ねる、その程度のレビュー。
あまりアテにしないように。

-秋セールのついでにレビュー改稿-
色々変わっていたので改稿するがオススメできるかというと微妙な所。
ただ、前作にない楽しみもあるといえばある。

良い点
1.魚との駆け引きは前作より楽しい
 前作では餌と針の大きさを変えるだけで
 なんでもすぐ食いついて(超大型除き)すぐ釣り上げられたが
 今作はそこまで単純ではなく、
 釣り道具3種類の耐久が設定されており、
 その全てを見ながら魚に合わせたり逆らったりする必要がある。
 中~大型サイズ(200kg前後)くらいの魚でも
 前作の超大型クラス(400~1000kg)の手応えがある。
 やたらしぶとい。大体前作の倍くらいスタミナがあるように感じられる。
 この魚との駆け引きは前作より面白いと感じる。
 「リアル」ではなく、「リアリティを感じる」。
 この点だけはゲームとしてとても良い事だと思う。

悪い点
1.ウェブラジオ機能はない
 BGMとして非常に優秀な機能だったので是非復活してほしい。
 今のところ全く追加されるような気配はないが。
 環境音ずっと聞いてると飽きるんだよ

2.説明不足
 釣り道具には様々なパラメータが表示されるが
 それらパラメータや種類についての説明はほぼ無い。
 なんの意味があるのかよくわからない数値が並ぶばかり。
 パラメータの説明一切なし。
 もっと詳しい説明をするべきだと思う。
 例えば上位の釣り糸で急に釣り上げやすくなる理由とか、
 組み上げた釣り道具一式の総合性能、
 今の釣り道具一式の遠投バーの位置で飛距離どれくらいか、とか。
 なんとなくだがマスクデータがクッソ多いんじゃないかと思う。
 魚の口の形状的にどの種類の釣り針が良いか、とか
 魚の種類で向いてる竿が違う、とかそういうの。
 釣り針の大きさもいまいちはっきりしない。
 ゲーム中の魚図鑑らしきものもあるが、
 現実の方の魚の通り一遍の情報が載っているだけ。
 その程度の事が知りたかったらググるわ。
 どういう場所にいて活発な時間帯はいつか、
 どういった動きに反応するか…とか、そういう情報はほぼない。
 (まあルアーの動きに関しては未完成故かニ種類しか反応しないが)
 ゲーム内の情報をもっと詳しく載せてくれ。
 プレイヤーへの詳細な情報の開示が必要だと思う。

3.UIがクソ
 前作を踏襲したUIを採用して欲しかった。
 特にインベントリが酷い。
 並び替えが購入順・解禁レベル順・名前順のみ、
 カテゴリ変更すると並び替えはデフォルトの購入順に戻されるが、
 表示上は変更した順番という扱いになっており、
 順番を変更してからまた戻すという謎の二度手間を要求される。
 個人的には種類毎にまとめて選択後に大きさを変更できる
 (つまり前作と同じ)仕様であって欲しかった。
 ちょっと今のままだと直感的ではないと言わざるを得ない。
 ちなみにショップのUIもクソ。

4.ハンタービジョン無能化
 前作から引き続き特殊能力として水面下の魚を見る能力があるのだが
 前作は見渡す限りの魚が見えていた所、
 今作ではせいぜい15mくらいまでしか見えない。
 しかもクールタイム4分。(前作はクールタイム秒単位だった)
 (クールタイムに関しては半減するスキルがあるがそれでも2分)
 なおリアルモードでは使用自体が不可能になるため、
 カジュアルモードへの嫌がらせ以上の意味はないと思われる。
 ふざけんじゃねえ。

5.スカリ
 カス。
 釣り上げた魚をスカリ(魚籠)に入れるシステム。
 スカリにはレベルがあり、低いと一定以上の重さの魚は入らない。
 そして入らない魚は記録に残す事も売る事もできない。
 スカリの経験値は魚をスカリに入れる事でしか得られないので
 プレイヤーレベルの経験値以外完全に無駄になる。
 苦労して釣った魚もデカすぎると帰す事しかできない。
 現実ならリリースなんだろうが
 ゲーム的にはただゴミとして捨てる事とほぼ変わらない。
 なんだこのクソシステムは。
 完全にただの時間稼ぎ用の二重経験値システム。
 プレイヤーを不快にするためだけに存在しているように思える。

6.水槽
 スカリに入れた魚のうち600g未満の魚のみ、
 プレイヤーホームに持ち帰り水槽に入れる事ができる。
 魚には満腹度と寿命が設定され、毎日餌を与えないと餓死する。
 餌を与え続けると大きくなり、売値が増すのだろうが、
 そんな事をちまちまやるより魚釣って売った方が儲かる。
 面倒かつアホらしい気分になるシステム。
 水槽があると聞いた時は水族館の水槽のような、
 デカい魚を入れて眺める事ができると思っていたんだが…
 このシステムにははっきり言って失望した。
 寿命や満腹度、重量制限等は廃止して、
 元気に泳ぎ餌を食う魚を眺める機能にしてほしい。
 (そしてスカリから直接アクセスできるようにしてほしい)

7.放置釣り
 バイトアラームも竿置きもクソ。
 前作にあった竿に装備する鈴実装してくれ。

8.一部魚のスタミナについて
 餌にしか反応しない一部の魚は対応する釣り道具が貧弱なため
 (餌用釣り道具はルアー用に比べ中程度の性能までしか無い)
 実質釣り上げるのが不可能なんじゃないかレベルでしぶとい。
 バグかもしれないが、
 「30分掛かって一切巻き上げられない(距離維持)」という事すらあった。
 (これに関してはまあアーリーアクセスなので仕方ない所はあるかもしれない)


面白い部分もあるにはあるが、全体として出来がよろしくない
(悪いとまでは言わないが良いとは言えない)
「課金前提の出来の悪いソシャゲ(しかも課金要素は開発中で使用不能)」
という感想を抱く物体。
開発中止になったネトゲの残骸かなんかなんじゃないかコレ?
正直オススメはできない。
衝動的に買ってしまった事について少し後悔している。
外注制作だと知っていれば即買いせず様子を見たのだが…

パッチノートを見ていると正直この先もあまり期待できない。
完成しないんじゃなかろうかという危機感を覚える…

追記
開発元の返答(なぜか僕にだけ中国語で返答している)
をグーグル翻訳にかけてみた所、
「ポストにラジオ機能を追加する予定」と出た。
ポストがなんのことかよくわからないが
ラジオが追加される事については非常に期待している。
ゲーム中の設定されたBGMではなく、前作のような
「ネット上の現実にある局」に繋ぐ仕様であって欲しい。

I can't understand chinese.
I'm Japanese.
Posted 28 August, 2022. Last edited 22 November, 2023.
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A developer has responded on 28 Aug, 2022 @ 4:41am (view response)
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30.7 hrs on record
プレイ時間:約30時間(キャンペーン8ステージ19時間、DLC5ステージ11時間)

イギリス軍の人間超兵器・カール・フェアバーンがまだ人知れず一兵卒だった頃、
偶然にも北アフリカ戦線に配属され、
エリート・スナイパー(ルビ:ナチススレイヤー)として頭角を表す事になった話。
撤退支援、暗殺偵察潜入果は工場爆破までやっぱり今作も一人で無茶苦茶する。

システム
前作の一発場所バレからの交戦…というのは流石に不評だったのか廃止され、
代わりに銃声でゲージが溜まり、満タン時に撃つと場所バレするようになった。
場所バレする前に射点を移動すればゲージが0になるため多少楽になった。

良い点
・リロケーションシステム
 狙撃一発即バレ交戦、という事がなくなったのは嬉しい。
 大分ゲーム性がステルス寄りになった。
・近接ステルスキルがクッソ強い
 ザンギエフ並に吸うし全くの無音かつモーション中無敵。
 ナチス兵士はゲノム兵並に耳が遠いのでしゃがみ移動なら密着するまで気付かない。
・EXPシステム
 前作のキル時に表示されるポイントは正直何の意味があるのかよくわからなかったが
 今作はレベルアップに必要となり、
 レベルで装備が解禁されるのでちゃんと意味が出てきた。
・スクリプト湧きがかなり減った
 イベントで湧くにしてもマップ内に突然湧く、
 とかでなくちゃんとマップ外からトラックで移動してくる等軽減された。
 前述のリロケーションもあり、
 殲滅して戦闘終了したのに増援が臨戦態勢という事も無い。


悪い点
・レベルデザインが残念すぎる
 基本的に市街地廃墟の近距離戦闘になったため、遠距離を狙撃する機会が少ない
 その上良い点に挙げた近接ステルスキルが異様に強いため余計狙撃する機会が無い。
 その癖マップが無駄に広く、
 しゃがみ歩きの低速で動き回る事になるため広大さより面倒さが勝つ。
・開発がリロケーションシステム使わせたがりすぎ
 選択肢として用意されたもの、というなら嬉しいのだが、
 明らかに使ったほうが楽だよというステージ構成で鼻につく
 特に音響マスク(銃声隠蔽ギミック)はオブジェクトが少なく、
 戦場全体に影響するタイプは間隔が非常に長い等、
 有効利用させる気がないレベルデザインが多い
・車両が硬い
 前作の燃料キャップ射撃一発で戦車も何もかも吹っ飛ぶのはやり過ぎたと思ったのか
 今作は弱点部分が増えた代わりに固くなり、少なくても2回、
 多いと5回同じ場所を狙撃しないと壊せなくなった
 しかも車両は撃たれるとこっちの場所を即特定して撃ってくるため実質狙撃=交戦
 戦車の場合主砲が直撃するとさすがエリート・スナイパーも瀕死になる。
 徹甲弾を持ち込むとすぐ壊せるが解禁が遅く他の装備を圧迫するのが悩みのタネ。
 でもそこリアルにする必要あった?
 どうせ地雷とダイナマイト仕掛けたら一発なのは一緒なのに。
 狙撃で一発破壊できた方が気持ちいいじゃん。
・バグが多い
 着弾地点に遮蔽物が何もないのに当たらない、
 敵兵の頭を狙っているのに着弾マークが敵兵の足元と頭を交互に示す、
 溝をジャンプで飛び越すアクションで箱に埋まり進行不能になる、
 キルカメラで弾が当たる前から壊れたり貫通してから壊れたり、
 そもそもキルカメラに敵兵が映らない事すらある
 等バグがやたら多い。
・キルカメラ演出がくどい
 前作くらいのスロー演出が好みだったのだがスローが増え、テンポが悪くクドい。
 断面図描写も筋肉や太い血管の表示等細かくなったがそこは求めてない。
・嬉しくないボリューム増
 前作と同じく基本的にボリュームは少ないのだが、
 低速移動と広めのマップに収集要素で水増ししてる感があり正直嬉しくない。
 特に敵兵の死体を漁って狙撃銃や双眼鏡の性能向上パーツを集めるのは苦痛。
 銃のパーツはDLC銃を使えば最初から全部使えるので問題無いのだが
 双眼鏡の拡大率はパーツを集めないとどうにもならない。
 その上出現率も低い。
 狙撃で倒すと回収に手間なので近距離でステルスキルしたり
 サイレンサー拳銃で倒す事になり、余計狙撃する機会が減る。


総評
MGSの劣化クローンとして見ればそれなりに遊べるのでセール中だったら買っても良い。
スナイパーエリートシリーズとして見ると狙撃の機会が減り、爽快感も大分下がった。
はっきり言ってシリーズものとしては駄作と言わざるを得ない。
Posted 14 August, 2022. Last edited 14 August, 2022.
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24.4 hrs on record
プレイ時間:約24時間(途中放置11時間、やり直して13時間)キャンペーンクリア

概要
第二次世界大戦終盤、最後の抵抗を続けるドイツ軍。
だが戦況はもはや決し、ソ連軍にハゲタカの如く死肉を啄まれていた。
そこで戦後の対立構造を見越したアメリカは
V2ロケットを始めとした戦略弾道兵器技術をソ連に先んじて確保、
または流出を防ぐために技術者を暗殺せよ、という命令を下す。
命令を下されたエリート・スナイパー、カール・フェアバーンとして任務を遂行しよう!

良い点
・充実の狙撃アシスト
 ハードでは狙撃目標までの風の影響、重力加速を考慮して完全手動狙撃になるが、
 ノーマルでは風の影響はカットされ、着弾地点にマークが出現し、
 イージーでは重力の影響すら無くなる。
 狙撃自体の難易度はフレーバー程度の要素なので誰でも楽しめる良設定だと思う。
・狙撃キルカメラが気持ちいい
 スローモーションで銃弾の発射から着弾まで程よい長さの演出がとても気持ちいい。
 人体に当たるとあんまり嬉しくない断面図から破壊っぷりを眺める事もできる。
 グロくて嫌だ、という時は演出発生確率を操作できるので0%にもできる。

悪い点
・レティクルがADSした時しか表示されない
 おかげでQSがやりづらい。
 高難易度でもないとそんなの要求される事はまあ無いが。
 ちなみに狙撃用ライフルでも左ctrlを押すとスコープ覗かずADSになる
 あまり使い道はないが。
・スクリプト湧きが酷い
 とにかくよく兵士が湧く。畑から収穫するレベルで湧く。
・ステルス要素はフレーバー程度
 一応死体を運んで見つからない場所まで移動させる事はできる。
 しかし上項も関わる話だが、
 片付ける前に急に湧いて出た敵が死体を発見して警戒態勢、という事態が非常によく起こる。
 実質ステルスは配置完全に覚えてないと無理。
・ボリューム不足
 元の価格を考えるとちょっと少なめ。
 その分作り込まれてはいるのだがやっぱ短いもんは短い。
 それを補うためか繰り返しやり直す事を前提とした
 ちょっと理不尽感があるレベルデザインになっている

総評:75/100点
そもそもスナイパーというのは観測要員と射撃要員、
さらにバックアップチームや周囲を守る護衛等数多くの人員を必要とする作業である。
それをエリート・スナイパーはすべて一人でやらかす。
しかも潜入・破壊工作・戦車破壊から陣地制圧、基地襲撃まですべて単独で。
エリート・スナイパーを日本語訳するとおそらく
「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」「ナチススレイヤー」になると思われる。
まあそういうツッコミどころは置いといてゲーム性はとても楽しいTPS。
狙撃に主眼を置かれたゲームなので狙撃とキルカメラの演出がとても爽快。
反面オマケ程度になっているステルス要素は残念な出来。
敵スナイパーに発見され、応戦すると敵兵全員交えた戦闘になったり、
ストーリー展開上の強制戦闘もあり、結局潜入はほぼできないゲームになっている。
どの敵兵から先に殺すべきか?そのような事を思い悩む必要はない。
防衛にちょうど良さそうな場所に陣取り地雷を撒き、狙撃すれば良い。
そう、最終的に全員殺せば良いのだ!アイエエエエエ!カール!カールフェアバーンナンデ!?
Posted 31 July, 2022.
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9.9 hrs on record
プレイ時間:約10時間(キャンペーンクリア)

概要
日本語一切なしで全編英語なのでよくわからないが
人類同士の戦争中にウクライナあたりで突然出現した謎のグロい巨大生物と戦う話
グロ生物は瞬く間に増え広がりロシアや中央アジアの人類を殲滅、
なんかもう戦争してる場合じゃねえので人類一致団結してグロ生物を駆逐だ!

システム
ACっぽい機体をACっぽいステータス見ながらアセンしてグロ生物と戦う。
TPSパートはジャンプできないので8方向に移動しながら撃つだけ。
一応EN消費のブーストフカシて高速移動、
さらにフカシてオーバードブーストみたいな事も一応できる
ただENの回復速度があまり早くないので使わない、というか使う必要がない。
ただのブーストでも徐々にENゲージが減っていくのでそのままではジリ貧。
主に補給物資(有料)を呼んでおき足りなくなったら拾ってさらに戦うゲーム

良いところ
・ロボをアセンできる
 ACのアセンそっくり、重量とEN総量、EN回復速度や移動速度、
 レーダー半径やロックオン時間やロック上限数等のステータスがあり、
 それらを考えながら機体をアセンするのはとても楽しい。
・敵がいっぱい、まとめて倒すとすごく気持ちいい
 倒すと血煙になるのだが爆発物等で一気に倒すと非常に爽快。
・操作性がいい
 レスポンスが良いのか機敏に動いてくれる。
 重量感とかはないがこのゲーム性でそんなのあっても困る。
・操作が単純なので簡単に動き回れる
 ジャンプとかないので空中浮遊レレレ撃ちとかそういうのできなくてもおk
 AC2しかやったこと無いけどアレ地味に難しい

悪いところ
・敵が微妙に硬い割に多い
 まあ物量が無いと寂しいのはわかるけどその割になんか硬い奴多い…多くない?
・味方はほぼただの固定砲台
 戦車は指定位置を目指して動く事もあるが基本はその場でたまに主砲撃つだけ。
 味方のロボすら見た目が違うだけの戦車。
 ヘリは自分で呼ぶ補給のみ。
 一応ミッション次第で支援爆撃やレールガン砲撃も可能になるが
 結局プレイヤーが指示した事しかしない。
 案山子の突っ立った畑で一人だけ作業する気分。
 人類の危機だぞもうちょっとやる気だせお前ら。
・敵を倒した血煙エフェクトが邪魔になりがち
 特に爆発武器でまとめて倒した時、血煙の中から後続がワラワラ出てくる事が多い
 セルフ「やったか!?」気分
・武器ステータスの爆発半径が空気気味
 敵がワラワラ密集してくるゲームの割に範囲攻撃の範囲が大概狭い。
 数値上範囲が設定されていてもまず複数ヒットしない程度の範囲が大半。
 最大クラスに広範囲のミサイルでも自機の3機分程度の範囲しかない。
・テンポが悪くメリハリのないレベルデザイン
 どこに行ってもダラダラ続く敵増援ばっかりで1ミッションが長い。
 そこのボリュームはいらないんだよなあ…
・装備が少ない
 アイテムも武器もパーツも全てランクが設定されているが、0~2の3ランクしかない。
 種類自体は色々あるのだが、ごく一部の例外を除けば高ランク=上位互換なので
 結局使うのは少ない。
・ステージ数が少ない
 キャンペーンが20ミッション、レイド(ウェーブ制サバイバル)が8
 ここにボリュームが欲しかったよ…

総評 68/100点
色んな意味で残念かつ“惜しい”ゲーム。
ボリュームに関しては値段相応、仕方ない所はあるとは思うが
ワークショップがあればまた違ったのかなとも思う。
暇と金が余ってるなら買ってみても良いかもしれない
楽しくないわけではないが終わってみると多少の物足りなさを覚えるゲーム。
悪くはないよ、悪くは。
ただすごく良い!って所がないだけで。
Posted 27 July, 2022.
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111.4 hrs on record
プレイ時間:111時間(ガチャ除く全装備回収・全ミッション終了)
ジャンル:TPS・オープンワールド・ステルス・タクティカル・CooP
概要:レッドオクトーバーを追えを始めとして
レインボーシックスやスプリンターセルで有名な作家トム・クランシー
それらと同一の世界観にある米軍特殊部隊「ゴースト」を主人公にしたシリーズ
TomClancy'sと銘打たれているが小説が原作ではなくゲーム自体が原作という異色の一品
ワイルドランズは2019年のボリビアでテロリスト指定された麻薬カルテルを壊滅させるのが目的。

システム
主人公「ノマド」(キャラメイク可)、
随伴のAI3人(ウィーバー・ホルト・ミダス)合わせて4人で活動するのが基本。
最大の特徴はこのAIはオンラインマルチで肉入りに交換できるという所。
ゴーストリコンは大体撃たれると死ぬ世界なので(3以降大分固くなったが)
闇から闇へ敵に見つからず進行する、いわゆるステルスが基本になる
(もちろん乗り物で強襲して敵が集まってくる前に逃げるのもアリではある)
ソロでもAIがかしこく強くほぼ見つからないので問題なく進行できるが
肉入りでプレイする事でとてもレベルの高い特殊部隊プレイが可能だ。
VCはあった方がいいかもしれないが、ドローンや双眼鏡での配置共有、
マークつけ、ソーシャルコマンドで攻撃指示やエモートによる意思表示もできるので安心

良い所
・民間人がいる
 ごく普通の民間人なので誤射で殺しすぎると強制ゲームオーバーになります。
・現地抵抗勢力がいる
 パルチザンに指示して増援・迫撃砲支援・乗り物手配・情報支援等してくれる(無料)
・乗り物で走るだけでも楽しい
 特にバイクは操作性がよくてスピード感があり非常に楽しい。走破性もとてつもなく良い。
・敵拠点襲撃だけでなく多彩なミッションが用意されている
 ヘリ・飛行機に乗って盗み出したりカーチェイスしたり色々。
・ソロに優しい超狙撃SYNCショット
 AI指示で壁ごしでも準備さえ整えばマークした敵に百発百中即死の狙撃を行う。
 複数人組でもSYNCショットの対象である限りは死体に気付かれる前にキルしてくれる
 プレイヤーの射撃に合わせてくれるので最大4人までは同時にキル可能。
 (もちろんCooPではこれを手動で共同してやることになる)
・武器に貫通力のパラメータがある
 一部の銃は薄い壁ごしなら貫通してキルできるのが新鮮だった
・バグが少ない(Mod入れたTES、Fo基準)
 バニラしかない分だけベセスダ製オープンワールドに比べ安定しているように思う。
 バグってもいつでも開けるマップから配置初期化可能で再開が容易。致命的な事は少ない。

悪い所
・サブクエの種類が少ない
 資源盗んだりカーチェイスばっかりで現地抵抗勢力絡みの実質ミニゲームのみ。
 現地住民のお悩み解決とかそういうのが全くない。
 良くも悪くもメインクエストしかないゲームになっている。
 特殊部隊なんだから主目的以外やってる場合じゃないというのもわかるが…
・気絶させる等の生かしたまま無力化する手段が無い
 結局最終的には殺す事になる
・死体を能動的に処理する手段がない
 その癖他の敵が発見すると一気に警戒態勢&射撃地点割り出しからの追跡までされる
 (仕様を逆手に取って死体を消す事はできる)
・結局どこに行っても大体同じプレイ展開
 入念に索敵して外縁部から一人づつ潰していく皆殺しステルス一辺倒になりがち。
・慣れるまで貫通できる壁か貫通できない壁か判断が難しい
 大体トタン板や木材、薄いコンクリ等は貫通できるがたまに貫通できない壁等もある。
・装備ガチャがある
 チャレンジでゲーム内通貨を稼ぐかリアルマネー。
 チャレンジはダルい、ゲーム内通貨では高価な割に出てくるのは1個。
 一応絶対ダブらないと保証されているのは救いではあるがはずれアイテムが多すぎる。
・乗り物の操作性が総じて悪い
 かろうじてバイクが機敏だが装甲車や大型ヘリはレスポンスが悪い。セスナはゆるせねえ。
・たまにバグに遭遇する
 オープンワールドゲームである以上仕方ない所はあるがバグはある
 他のオープンワールドに比べれば少ないがバグはバグではある。
・サイレントスペード作戦
 クソ。このゲームの悪い所を煮詰めた濃縮核廃棄物。


総評
とても楽しいステルスのオープンワールド。
買ってすぐドはまりしたが最初はその理由がわからなかった
プレイを進めるうちに思い当たったのはMGSVTPPだった
発売と同時に買い、プレイした当時期待していたオープンワールド要素があまりにも薄くガッカリしたが
そのガッカリした点がこのゲームで補完されているからだと気付いた
とはいえこちらはステルスゲームとしての完成度では劣っているように思う。
まあ主眼がステルスよりもCooPの特殊部隊プレイにあるので仕方ない所ではある。
ガチャとDLCの内容は残念だが90時間くらいはソロでも非常に楽しかった(残り20時間は惰性)ので
安くなっていたら是非買ってプレイしてほしい
Posted 15 July, 2022.
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