Reseñas recientes de kon

たまらないヴェイパーウェイヴ
知らぬ世代の音楽が、どうしてこんなに懐かしい?

フロムの作った着せ替えゲーみたいなもんで、アセンブル(乗機のパーツ組み換え)が面白い
この組み合わせはどうだろう？このミッションはこれが良いんじゃないか？
そうやって時間を溶かす自身の様が想像できる人にオススメです
ついでにストーリーとかキャラとか戦闘とか演出とかも良いし

Sekiroのボス戦だけ詰め合わせたみたいなゲームです。Sekiroのボス戦が好きなら遊んでください。

SEKIROに似たゲームと言われていますが、主軸としてはソウルライクではなく格闘(+ローグライト？)ゲームです。
シビアなコマンド入力や素早い反射神経を要求されるため、自分には技術的にプレイ困難でした。
それだけなら相性の問題でしたが、地味なエフェクトと控えめなUI（これらは没入感を高める狙いがあるのでしょうが）のために自分や敵に何が起きているのか分かりづらいのはいささかストレスでした。

エンディングまでおよそ10時間、退屈しないミステリーアドベンチャーだった。
ミステリーといってもこの作品は集めた手掛かりがシステムで分類・整理され推理に悩む必要はあまりない。
プレイヤーの関心は捜査することと 誰を断罪するか決断すること であり、特に後者がこのゲームの肝だ。

個々の犯罪には常に複数の有力な容疑者がいる。生意気な野心家も、憎めないナンパ野郎も、ただ夫との平穏を望む友人でさえも、誰を裁判で吊るし上げるかはプレイヤーに委ねられる。
あげく裁判の後には 裁判で裁けなかった容疑者を私刑する権利 さえ与えられる。これは 裁判と違って証拠も要らず判事による承認さえ抜き だ。
そして誰が処刑され追放されようとも、それが正しかったのか？ 何ら答え合わせも賞罰もない 。
これがパラダイスキラーのゲーム体験をユニークで忘れがたいものにしてくれたと思う。愛が死ぬこの場所ではすべて自分だけの決断、自分だけの結末であり、それが報酬だ。
興味がわいたらぜひ手に取って、楽園を殺した犯人を捜しに来てほしい。

クイックマッチ実装のお陰で、なかなか野良が見つからないというのは解消されました。
2の仕様に近いタイプのアーマーも増えたのは個人的にはちょっと嬉しい(結局これが使いやすい・・・)。
劣らざるを得ないボリューム以外は2をおよそ進化させたと言っていいゲームですから、今後に期待したい。

ステルスはマスクを被らずに出来ることが増えたために易しくなり、複数人での連携を楽しめるシーンが増えています。
警備員をデコイや投げナイフの音でおびき寄せることができるようになったので、彼らの移動をただ待つだけの時間はかなり減りました。
失敗してもリスタートせずラウドで続行できるよう各種の塩梅が改善されているのも好感が持てます。
ディテクションリスクも無くなりましたし、必須級のスキルもほぼ無いので9割ラウド向けのビルドでも満足にステルスで立ち回れます。
またほとんどのジョブはステルスとラウドで進行目標の大部分を共有しているので、途中でラウドに移行しても進捗が無駄になりません。

武器バランスはまだ甘い部分もありますが、基礎的な部分はしっかりしています。何使っても存分に戦えます。
スキルビルドの考案も面白いです。スキル間のシナジーを意識させる作りはシンプルながら、今後の追加スキルによる発展が大いに期待できます。
アーマーの仕様変更も、敵からの被弾を避ける意識が強まり良い意味で緊張感をもたらしてくれています。
演出も強化されていて、特に前作高難易度と違って撃たれた敵がちゃんとリアクションしてくれるのはえらい。
BGMに関してはViklund氏の音楽が聴けないのは残念ですが、それでもなお良好です。

スチームパンクな世界で、盗むか死ぬかの2Dアクションゲーム。
盗んだ金で能力をアップグレードしつつ、100日以内に最難関の獲物を盗み出さねばならない。

建物は毎回自動生成され失敗しても挑みなおす事はできないため、チャンスは常に一度きり。
それでいて建物のセキュリティと組み合わせは多種多様で、いちいちどんな代物かを説明してはくれない。
得る物と失うリスクを常に計らせる、単純なシステムに本物の緊張感がある良作。

とにかく行ける場所・やれることが多いダクソ。寄り道しなければクリアするのにそう掛からないだろうけど出来るだけ探索してたら100時間を優に超えた。
敵もなかなか手ごわい動きになっているがもっぱらディレイ攻撃なので卑怯さ・理不尽さは感じさせない。
従来の協力マルチに加えてほぼ全てのボスで遺灰(NPC召喚)が使えるので下駄を履きやすいというのも好感。
NPC達のキャラクター性やアイテムのフレーバーテキストの印象からも、エルデンリングは過去作よりカジュアルな造りになっていると思えた。
かといって"硬派"な人にとって物足りない難易度になっているということもないはず。数々の強敵と戦い、いくらでも死ねる。
総じて素晴らしいゲームだった。

製品版になったので、改めて遊びトロコンし終えました。
グラフィック・音楽良し、操作性も良く難易度も手ごたえがありつつ理不尽感は覚えませんでした。
スキルによる戦略の幅広さが魅力的だったと思います。エリア毎に有効な組み合わせを考えて進めるのが面白い。
記憶と希望を求めて旅する二人のストーリーが冷たいダークファンタジーの世界でどこか暖かい、良作でした。

シリーズ完結作として、クリア時の達成感・満足感が非常にありました。前2作を遊んでいるならオススメ。
ただ、難易度ベリーハードで挑んだことだけは後悔しました。リスタート位置が制限されるので所によっては10分前後の道のりを何度もやり直すことになりなかなか苦痛でした。よほど自信があるとかじゃなきゃ選ぶことないと思います。