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1.7 hrs on record
購入価格(2025/01/21)※発売当日。
割引後:624円 割引前:990円

すぐ分かる概要 今北産業
  • 原作ファンにはオヌヌヌ。
  • 全ステージでSランクは少し難しい希ガス。
  • なんならタイピング部分がおまけでテラワロス。


感想

おすすめする理由

 初レビュー…ども…。(※実際には 原作スピンオフ もレビューしていますが。)

 漏れのカキコを見てるおまいは超てんちゃんをhshsしたいに違いない。よって即購入でFA。・・・と言いたいところだが、kwsk説明してやるからもちつけ。

 マジレスするとタイピングゲーとしては少し粗末だ。お布施と割り切らないとくぁwせdrftgyふじこlp。要するに打鍵速度に自信ニキネキでないと(本作で遊ぶのは)難しい。安易に手を出してあぼんしても知らんのでスマソ。

 ここまで何言ってるか分からん香具師は逝ってよし。そんなド素人は Windowsのピンボールでもやってなさい ってこった。


ゲームの特徴

 出題に速度も正確性も求めてくるおにちく。

 ステージ1からヌクモリティなんてものはない。漏れは元ネトゲ廃人で、VIPのタイピングスレ住人だったからおkだが、実績厨が安易にポチるのはアウアウ。

 ちなみに音楽もハイクオリティ。自慢のイヤンホホかヘドンホを付けて挑め。と言ってみるテスト。


気が付いたこと等

 一部の慣れた入力に対応してなくて釣られクマー。だがそんなに多くないから安心汁。もうだめぽと思ったが、数回遊べばそんなことはなかった。この件は他のレビューでもがいしゅつのようだ。

 クリア後に現れる 起動時に操作説明すら書いてない謎のアクションゲーム が本作のメインではなかろか。試行錯誤してうはwwwおkwww把握wwwってなってまだ少し遊んでる。

 以上、名無しにかわりましてVIPがお送りしました。
Posted 20 January. Last edited 20 January.
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6.0 hrs on record
購入価格(2024/11/28)
割引後:700円 割引前:1000円

すぐ分かる概要
  • 要は立方体を転がすパズル。
  • 見た目は可愛いが侮るなかれ。
  • 言葉を使った会話の代わりにムービーで進行。


感想

おすすめする理由

 かなり昔に似たようなルールのゲームをプレーしたことがあり、類似品を全く見掛けなかったため、ようやく辿り着いた本作の購入に至りました。これが結果当たりで、ギミックの難易度からステージ数まで程よく、特にセール中の紙幣でお釣りが来る状態となれば、もうおすすめです。

 また、全てクリアした上で、作品概要に嘘偽りがないことが良く分かります。妙な嵩増しで作られたステージや、手抜きのグラフィック等、減点に相当する要素が無いことも大きかったです。


ゲームの特徴

 UIを日本語にすることも可能ですが、そもそも会話に相当する部分が全て動作のみのムービーなので、極論 日本語すら読めなくても問題無い です。お好みで英語でもなんでもどうぞ。

 加えてゲームのルール上、必要なのは十字キー操作のみ(※ASDWでも可。)なので、文字通り『片手間』で遊べます。後は作品紹介の画像や動画で十分に理解できると思います。


気が付いたこと等

 ネタバレタグで隠すほどではないと判断し、そのまま記載しますが、私のプレー時間のうち 1時間半は最終ステージ1つに持っていかれた ものです。

 決して理不尽な難易度ではないのですが、ステージが始まった途端に比喩誇張の類でなく、本当に声がでましたね。笑い半分、ツッコミ半分と言った具合でしょうか。それだけにクリア時の感動もひとしお。改めて、面白い作品だったことを付記します。
Posted 31 December, 2024. Last edited 31 December, 2024.
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5.4 hrs on record
購入価格(2024/10/23)
割引後:900円 割引前:1500円

すぐ分かる概要
  • バグ探しゲームそのものにバグがある。
  • コンテンツ量に対して、やや強気な値段か。
  • 作中の設定に依存してのことか、UIが見辛い。


感想

おすすめしない理由

 シナリオは在り来りながらも、会話のテンポも悪くなく、ひと夏を舞台に繰り広げられる物語としては十分でした。
 それでもこの評価としたのは、バグ探しをするゲームであるが故に、プレイヤーがデバッガーのような動きをすると、作品として発見を意図していないであろう不具合と次々にぶつかることになるためです。

 デバッグがテーマとして挙がっているため、あらゆる行動を試してみましたが、内容と無関係に詰むことが複数回ありました。結果、充実カップルを眺めながら、自身は無関係なバグと奮闘する構図が出来上がります。

 この題材で送り出すのであれば、意図しないバグに関しては制作サイドでどうにかすべきだったのでは、という点でおすすめしかねます。価格も割引後の状態でなお、やや高価な印象でした。


ゲームの特徴

 短期間でヒロインと共にゲームを仕上げるというシナリオの都合、ゲーム内の『ゲーム』のクオリティが高く無いことは、むしろ自然と言えます。しかし、これが実際のプレイヤーに対して不親切であることは、流石にいただけませんでした。あまりに分かりにくいです。

 別件、シナリオの途中にヒロインとの好感度の分岐が存在しますが、逆張り名人の私は 意図的に好感度を下げ続ける 奇行へ。ところが、特に何が起こるわけでもなくハッピーエンドでした。あれら分岐は、本当に必要だったのでしょうか。


気が付いたこと等

 全体を通して、良く言えば「惜しい」と、悪く言えば「詰めが甘い」というのが正直な感想です。

 グラフィックのレベルも比較的高く、プロットそのものは大化けするポテンシャルを秘めていたので、逆にクソゲーと吐き捨てられるものではないところが歯痒いです。
Posted 30 December, 2024. Last edited 30 December, 2024.
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11.3 hrs on record
購入価格(2022/03/31)
割引後:187円 割引前:520円

すぐ分かる概要
  • 分岐無しのビジュアルノベル。
  • いわゆる過去編に相当する。
  • こちらから読んでも、ほぼ差し支えない。


感想

おすすめする理由

 本作は本編の過去を描いていますが、こちらから入っても違和感無く読めると思います。(※本作はリリース順で第5弾です。)キャラクターの成長を楽しむべくして、先に着手するのも一興でしょう。
 なお、同シリーズの私のレビューは最下部にリンクを設けているため、そちらをご利用いただければ幸いです。

 単純に各キャラクターへの解像度が高くなり、シリーズへの没入感を高めてくれる作品であるため、おすすめします。ただし『NEKOPARA Vol. 0』ほどではありませんが、定価から控えめな分、文章量は本編と比べるとほんのり少なめです。


ゲームの特徴

 レビューの概要に書いた通り、分岐なしのビジュアルノベルです。

 前作で少々不満であった「マウスカーソルの自動移動」を、分かりやすくオフにできるようになっていた点も、個人的には加点としたいです。UI/UX周りはビジュアルノベルと言えど、ストレスフリーに限ります。

 前項にリンクを記載したVol. 0と同様に、こちらも(やや肌色が強めな部分こそありましたが)アダルトな要素は無いので、その点も『特徴』として挙げておきます。


気が付いたこと等

 作品の紹介にあるため、繰り返すまでもないですが、クリスマスが大きく関係するシナリオです。

 寂しさを紛らわす目的でビジュアルノベルにのめり込める方は回避可能ですが、手の届かぬ画面越しに 充実っぷりをまざまざと魅せ付けられる ことになるため、クリスマス前にプレーすると私のような『犠牲者』が出る可能性があります。
 その点はご自身のメンタルと相談しながらプレーすると良いでしょう。


余談

同シリーズレビューリンク(最終更新日:2024/12/30)

 第1弾:NEKOPARA Vol. 1
 第2弾:NEKOPARA Vol. 0
 第3弾:NEKOPARA Vol. 2
 第4弾:NEKOPARA Vol. 3
 第5弾:NEKOPARA Extra ※このレビューです。
Posted 29 December, 2024. Last edited 29 December, 2024.
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9 people found this review helpful
18.6 hrs on record
購入価格(2024/10/29)
割引後:2088円 割引前:3480円

すぐ分かる概要
  • 前作の事前履修を少し推奨。
  • ホラーと謎解きの面白さは強化。
  • 微アダルト要素は致命的なナーフ。


感想

おすすめしない理由

 結論から述べると、ゲームとしては総合して『前作』より面白くなっています。しかし、価格に見合った内容であるかどうかと言うと、微妙と言わざるを得ません。(※私の前作への レビュー へのリンクも置いておきます。)

 此度は主人公ら3人組の繋がりが前作より希薄(※私の印象です。)であり、この3人がどうして仲良くなれたのか、全エンドに到達した上でなお謎です。作中である程度には語られますが、各人の属性が異なりすぎて無理があるのではと。

 決してつまらなくはなかったですが、価格も踏まえて万人に『おすすめ』できるかは、話が異なってしまいます。
 

ゲームの特徴

 前作は操作キャラクターを切り替えたところで自己満足の範疇でしたが、本作はザッピングシステムに相当しており、個々に活躍させる必要がある点で面白さに寄与しています。
 他にも進行度合いに応じて、サブシナリオが解放されるなど、全面的にゲームとしては強化されたと考えて良いでしょう。

 しかし、定番のおさわりシーンで『下』の当たり判定が無くなっているのは、コンセプトを踏まえるとマイナスです。一体どこの誰に配慮してのことなのか、実のところ 最たるホラーな点はここ かもしれません。


気が付いたこと等

 大きな分岐の前に注意書きが出る上に、実績に沿って動けば一周のプレーで全エンディング回収が可能です。
 とはいえ、個々の最終的な分岐が本当に分かりづらく、何度もロードして化け物とチェイスしたのは、シンプルにストレスでした。

 更なる続編も出しやすいような終わり方をしていたので、次作も出るかもしれませんね。


余談

ホラー成分を追加して楽しむ方法

 本作は同一キャラクターが3度襲われることでゲームオーバーになります。裏を返すと、2度までは襲われてもゲームが持続します。その上 キャラクター毎に2つまで回復アイテムが手に入る(≒上手に立ち回ればエンディング回収に影響しない) ので、操作可能になった段階で 全員2度ずつ被弾しておく と良いです。

 こうしておくことで、襲われたときの演出が派手なものとなり、言うまでもなく1ミスでゲームオーバーになるのでスリル満点です。現実でも命は1つしかありませんし、正直なところ、私は初めからこうして遊んでおけばよかったと後悔しているくらいです。
Posted 24 December, 2024. Last edited 24 December, 2024.
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25 people found this review helpful
5 people found this review funny
16.3 hrs on record
購入価格(2024/07/11)
割引後:1782円 割引前:1980円

すぐ分かる概要
  • 繊細な心理描写が非常に巧い。
  • 独特なUIや機能が、世界観にマッチしている。
  • 価格と内容のバランスは妥当の一言。


感想

おすすめする理由

 発売前から注目していた本作、予想通りの大当たりでした。

 グラフィックの可愛らしさや、ネオンで統一されたデザインなど、視覚的な情報から興味を持ちました。もしも購入の検討に際してここを読まれている方がいるとすれば、大半が私と同じ動機だと勝手に予想します。
 そして、実際にプレーしてみた上で、想像以上にキャラクターが滑らかに動いたため、この点がまず大きくプラスです。

 肝心のシナリオですが、どのキャラクターも個性が強く、一方でどのエンディングも納得あるいは共感できる内容であり、こちらも満足でした。
 それを店主である主人公の視点を中心にして楽しむことができるため、本当に小さなお店を経営している感覚で没入できる点も素晴らしいです。

 やや逸れますが、個人的には一気に最後まで遊び倒すより、一周分をプレーしたら続きは翌日に持ち越すような、ゆったりした遊び方が本作には合っていると感じました。
 雰囲気に惹かれた方はもちろんのこと、リラックスしたい方にもおすすめです。価格に関しても、内容に対して丁度良い設定だと思います。


ゲームの特徴

 まず大きな特徴と言えるのは、UIの配色や作中の店内BGMなどを気軽に設定できることでしょう。自分好みの組み合わせにカスタムした上で、登場人物の掛け合いを眺められることが、ここまでプレイヤーを安心させることは驚きでした。

 また、同時に複数の来客があった場合、客同士の掛け合いも楽しむことが出来ます。呼びたいキャラクターを上手に呼んで、その絡みを楽しめることも、本作の特徴と言えるのではないでしょうか。

 マルチエンディングであるため、周回もとい複数回のプレーは必須となりますが、楽しんでいるうちにエンディング回収はほぼ終わると思うので、周回や複数回を求められることが苦手な方でも、あまり問題なく遊べると思います。


気が付いたこと等

 本レビューの概要に書いた通り、心理描写が非常に上手だと感じました。
 ヒロインにはそれぞれ、ハッピーやバッドなど複数のエンドが用意されており、それらを断片的に集めることで、より深く物語を理解できるでしょう。

 私は普段、レビューを書いていて言葉に困ることはあまりないのですが、本作は文字で説明するより、実際にプレーしていただくしかない、そんな魅力があると感じました。


余談

SNS

 実はメインヒロインの『愛上あむ』の Twitterアカウント[x.com] が存在します。(※私はXと呼ばない主義なので悪しからず。)
 ファンアートの引用リツイート(※私はリポストと呼ばn以下略。)が主な内容なので、特にプレー後に覗いてみると面白いと思います。


プレー動画

 実は主題歌の『Hookah, whoo!』のボーカルを担当されている なくちゃ 『藍月なくる』さんが本作を 配信 しています。
 レビューだけでは雰囲気が今ひとつ掴めず、実際のゲーム画面を見てみたいという方は、そちらをご覧になるのが早いと思います。 ほよ~
Posted 5 September, 2024. Last edited 16 September, 2024.
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49 people found this review helpful
3 people found this review funny
37.4 hrs on record (17.7 hrs at review time)
購入価格(2024/08/27)※発売当日。
割引後:711円 割引前:790円

すぐ分かる概要
  • 前作からプレーすることを強く推奨。
  • 爽快感が重視されており、難易度は高くない。
  • シナリオクリア後も十分に遊べる。


感想

おすすめする理由

 作品の紹介を裏切らない、スピード感あふれる非常に良く作り込まれた作品でした。

 懸念していた『前作』の作風が壊れてしまわないかどうかという点も、私の杞憂に終わりました。(※私の前作への レビュー へのリンクも置いておきます。)

 本レビューの概要にて、前作からのプレーを強く推奨した理由として、シナリオの繋がりはもちろんなのですが、本作が完全上位互換と言える操作性と面白さだったことが大きいです。逆に言えば、こちらから入って過去作を辿る形になると、やや不便さや物足りなさを感じてしまうかもしれません。

 購入から一気に全実績解除、更に全回想解放まで遊び倒した上で、まだ楽しめるとすら思うので、私は文句無しでおすすめです。


ゲームの特徴

 作品の紹介を見ての通り、ランダムに選ばれたカードから取捨選択して戦闘します。
 前作プレー済みの方に補足するのであれば、仲間以外にもドローンが味方として稼働してくれる点や、消耗品でなくなったサブウェポン等、戦略の幅が大きく広がったように思います。

 仲間の選択でエンディングが変化するため、全てのエンディングを見るためには、何度か同じ戦闘を行う必要があります。
 前作のレビューでもこの点を不満として挙げている方は散見できましたが、本作は先程述べたように戦術が広がっていることや、ステージに特色があることから、退屈しないだけの工夫が施されています。

 やや失礼を承知で言うのであれば、前作は「とりあえずサブマシンガン。」でどうにかなっていたのが実状です。
 しかし、本作は武器のバリエーションも増え、その上(プレイヤーによって好みは分かれるでしょうけれど)どれも上手に活かせるだけの個性があるように思います。

 長々と綴りましたが、前作の欠点を補い、新しい要素を盛り込み、ここまで違和感なく繋げたことが最大の特徴でしょう。


気が付いたこと等

 単純なクリアより、シーン回収の方が困難かもしれません。
 ネタバレをギリギリ回避した書き方をするのであれば、ある時点での『ケーキ』イベントを起こすことが一番難しい気がします。少なくともトゥルーエンドに到達するよりは、条件が厳しいのではないでしょうか。

 また、トゥルーエンドに到達した後に回想から見ることができる「Epilogue」ですが、会話の中で本作主人公の名前が出ていることから、流石に夢オチでは無いと信じたいです。(大丈夫ですよね・・・?)
 ハッピーすぎないハッピーエンドといいますか、絶妙なバランスで語られており、いっそバッドエッドに全振りして欲しいと考えていた私でも、納得できる内容でした。


余談

アートブック

 前作と同様にDLCで『アートブック』が存在します。本作が気に入った方は、ぜひ買いましょう。私は買いました。

 ちなみにプレー前に眺めても、付属のPDFの途中で「この先のページは本編に関わるネタバレを含みます。トゥルールートクリア後の閲覧をお奨めします。」と警告されるので、予期せずネタバレされてしまうことはありません。

 さて、ここまで何かと褒めちぎりましたが、それでも不満を零せというのであれば、PDFの25ページ目に掲載されているやたら低身長のキャラクターに関して「どうして没にしてしまったのですかー!」と叫びたいくらいでしょうか。無理やり挙げてもこの程度です。


キャラクターの身長(※2024/08/28追記。)

 前作より動きが滑らかになった気がしたので、何気なく見比べていたところ、キャラクター一覧で(動きとは全く関係無いのですが)マルフーシャの身長が1cm伸びていることに気が付きました。

 一方でスネジンカの方は2cmの成長ですね。もっと大人びた印象があったのですが、考えてみれば一年未満の出来事ですし、妥当な伸び具合なのかもしれません。本当に余談でした。
Posted 27 August, 2024. Last edited 28 August, 2024.
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18 people found this review helpful
60.8 hrs on record (16.4 hrs at review time)
Early Access Review
購入価格(2024/07/11)
EA版割引後:960円 EA版割引前:1200円

すぐ分かる概要
  • 仮に定価でも満足していた。
  • わずかながら、UI周りの粗は存在する。
  • 現時点でも十分に面白いが、伸び代にも期待。


感想

おすすめする理由

 私は普段、全実績を解除した後にレビューを書くのですが、本作は現時点でSteamの実績に対応していません。そのため、全キャラクターでの全難易度をクリアした段階をもって、基準に達したと看做し、こうして筆を執った次第です。

 さて、肝心のおすすめの理由ですが、至ってシンプルで、面白かったからの一言に尽きます。

 ローグライクとトレーディングカードを掛け合わせたような印象を受けますが、どちらかと言うと後者の色が濃いように思います。
 よって、プレイヤーがどれだけカードゲームに慣れているかで、難易度が大きく変わるでしょう。とはいえ、基本的には1プレーあたり1時間半~2時間と見て良いと思います。

 掘り下げたい点は別項でそれぞれ行いますが、とにかくコスパ良好で遊び方の幅も広いので、おすすめします。


ゲームの特徴

 およそ作品の紹介の通りですが、歩行すらカード頼みなので、歩き回っての探索要素は無いです。

 また、キャラクターごとに入手できるカードが異なり、戦略の自由度は高いように思えました。一見して『死にカード』かと考えていたものが大化けした際の爽快感は、筆舌に尽くしがたいものがあります。
 一方で、もともと超本格的なカードゲームを求めている方からすると、肩透かしになってしまう可能性も感じました。私はそこまでカードゲーム慣れしている方ではありませんが、それでもラスボスのオーバーキルすら難しくなかったことが理由です。

 言い換えると、この手のゲームに触れたことがない方でも、気軽に手に取れる作品と言えるでしょう。


気が付いたこと等

 可愛らしいキャラクターが登場しているにも関わらず、会話のシーンがそう多くないので、拝める機会が少ないのは少し寂しく思いました。しかし、これを前面に打ち出してしまうと、恐らく画面が騒々しいことになるでしょう。その点で、バランスがよく考えられているとも取れました。

 また、シナリオに関しても必要最低限といったところで、私個人は世界観や人物像についての掘り下げが欲しくも思いました。こちらも同様に、妙な力の入れ方をすると、カードゲームとしてのテンポ感を損なうこと必至なので、現在の状態がベストなのかもしれません。

 現在がEA版であることを加味すると、これらも含めてどのように舵取りされるかによって、最終的な評価が変わるのではないでしょうか。


余談

操作性

 何を条件としているか分かりませんでしたが、コントローラ操作ではデッキの中身を確認できなくなることがありました。

 ただし、これはいわゆる『おま環』である場合もありますし、大前提として違和感止まりで、ストレスに感じる程ではなかったので、本当に余談程度です。他の方にも発生している不具合ならば、どこかで修正が入ることでしょう。



 ※なお、本レビューは『EA版レビュー』なので、正式版になりプレーを終えた際に、清書する予定です。
Posted 14 July, 2024. Last edited 14 July, 2024.
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10 people found this review helpful
23.2 hrs on record
購入価格(2022/10/01)
割引後:576円 割引前:720円

すぐ分かる概要
  • マルチエンディングのビジュアルノベル。
  • 世界観を気にいるかどうかで評価が変わりそう。
  • 決して駄作ではないが、ギリギリおすすめできない。


感想

おすすめしない理由

 本作ならではの世界観はあったものの、導入がやや強引である点や、良い意味でも悪い意味でもキャラクターの個性が強すぎる点など、総合して判断すると、私はおすすめしないという評価に至りました。

 本段落は、最序盤なので 非ネタバレ です。
 主人公の男性は、ふと思い立ってラテン語の学習を試みようとします。書店から買って来た参考書を広げ、何気なく声に出して読むと、次の瞬間には地獄のバーに転移、諸々あって店の客の女の子とデートをすることになるというのが導入です。(ラテン語の知識は一切不要です。)

 作品名の通り7名のキャラクターを攻略することになるのですが、全員の個性が本当に強く、読み進めていてストレスに感じる人物もいました。もっともその逆で、素敵な時間だったと思える人物もいました。

 さて、それでいて1キャラクターにつき5~6エンディングです。
 文章にすると長くなるので割愛しますが、前述に加えて条件が複雑なエンディングも存在し、もはや作品の内容というより冗長と感じられることから、この評価とせざるを得ませんでした。仮に価格がワンコインを切っても、私は同じことを言うでしょう。


ゲームの特徴

 最たる特徴は、会話の最中で画面下段のハートボタンを押して破壊することで、一気にフラグをへし折って次のキャラクターとの会話に移れることです。
 考えてみれば会話の中断など、物理的には出来て当たり前です。いざゲームシステムとして目の当たりにすることで、言われてみれば確かに、と思えたことは面白かったです。

 ビジュアルノベルとしてのベースは、よくある「選択肢によって好感度が増減するタイプ」であり、一度選んだ選択肢であれば、その選択がプラスかマイナスかを確認することができます。一見ありがたいように思えるこのシステムですが、問題は確認できるタイミングにあります。

 例えば選択肢が表示された段階でセーブをし、何かを選択した後にそのデータをロードしたとしましょう。なんと、ここでは 表示されない のですね。確認のためには、改めて戻って来る必要があります。
 更に セーブスロット自体が9個しかない 始末なので、エンディング数や分岐を考えると、もう少々どうにかなったのではと終始思いました。当のセーブに関しても、どこでセーブしたものか非常に見辛いので注意です。


気が付いたこと等

 全キャラクターにボイスが存在しますが、部分的に一言を発するだけで、決してフルボイスではないので注意です。リスニングやシャドーイングを目的とした購入には適しません。(そのような好事家が、私以外にいるかは知りませんが。)

 また同一キャラクターのエンディングは、どこに辿り着いても一枚絵が全く同じです。実際にCGをコンプリートする実績に関しても、7枚集めた段階で解除されました。


余談

イギリス英語

 本作は確実にイギリス式のスペルや言い回しが使われています。分かり易い例としては「color -> colour」「favorite -> favourite」などでしょうか。日本人にはやや馴染みのない書き方が散見できます。

 興味を持った方にとって、購入するかどうかの判断材料の一つになるかもしれないので、本項を付記させていただきました。
Posted 8 July, 2024. Last edited 24 August, 2024.
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13 people found this review helpful
251.5 hrs on record
購入価格(2024/01/02)
割引後:1080円 割引前:1200円

すぐ分かる概要
  • シナリオは平凡、特に意外性は無し。
  • パラメータが豊富なわりに、欲しい情報が無い。
  • 面白くないわけでないが、人にすすめるのは難しい。


感想

おすすめしない理由

 レビュー概要にも記載した通り、おすすめするのは難しいです。
 なぜ250時間以上もプレーしているのか、この辺りも別項で掘り下げます。

 ゲームの実績を見れば分かるのですが、このゲームのエンディングは大別して2つです。しかし、周回プレーを想定しており、全実績解除には最低でも3周必要です。

 せめてゲーム性が突出して面白ければ苦痛ではなかったのでしょうけれど、シナリオの単調さと、システム面での不親切設計も相俟って、おすすめはしかねます。(※2024/05/19校正。)


ゲームの特徴

 本作の紹介動画や画像の通りで、イメージは間違いないです。
 しかし、機能と表示のコンセプトがズレているといいますか、必要な情報が足りないです。

 例えば攻撃魔法スキルがあったとして、そのスキルをLv1からLv2に上げるとしましょう。際して必要なスキルポイント、攻撃範囲、消費MP等は説明がありますが、威力の表記は無いです。

 戦闘中は意図的に下位のスキルを使用することも可能なため、この仕様が大きく仇となります。

 簡単にまとめると、リソースを吟味して遊びたいプレイヤーには情報が不足しており、サクッと遊びたいプレイヤーにはパラメータの種類が多く煩雑だと思います。

 この辺りをどちらかに寄せていれば、評価は大きく異なったでしょう。


気が付いたこと等

 周回前に何が引き継がれるのかの説明も、特に無かったと記憶しています。

 所持金と一部の装備品は引き継がれますが、アイテムやレベルは引き継がれません。そしてレベルとは別で存在するスキルポイントは引き継がれます。未プレーの方に文字で説明するのは、正直やや困難です。

 さて、ここまでお読み下さった方は察したことでしょう。

 実績を埋める上で 3周必須レベルが引き継がれない ので、私のプレー時間の大部分はレベル上げです。250時間丸ごと楽しんでいたかというと、決してそんなことはありません。


余談

実績と難易度

 本項は少しややこしい話になります。実績に興味がない方は、この項目を飛ばしても差し支えないです。

 ニューゲーム時に選択できる難易度は「イージー」「ノーマル」です。クリア後の周回では「ノーマル」「ハード」「マニアック」から選ぶことができます。
 実績にはハードでクリアと、マニアックでクリアが存在するため、必然的に3周は必須です。

 更に『試練の迷宮』をクリアするというものがあり、これに関する私の失敗談があるので、どうしても付記したく思います。

 恐らくですが『試練の迷宮』の出現条件には「ハード以上」であることが含まれています。4周目のデータを「ノーマル」で作成し、ストーリーはエンディングの手前まで進め、更に『試練の迷宮』の手前までクリアしたところ、出現しなかったためです。

 周回プレーなので3周目で『試練の迷宮』に挑むのが理想的ですし、そのときの難易度は低い方が楽です。これを加味して「ノーマル(イージー) → マニアック → ハード」でプレーすることを私個人は 強く おすすめします。


レベル上げ

 私は一周目の途中で、とある方法を取ることで自動的にレベルが上がることに気が付きました。

 詳しくは ガイド にまとめましたが、ただでさえ少ない面白みが激減します。取り敢えず実績が埋まればいい、レベルを上げたいと思っているが苦行、そういった方のみご利用ください。
Posted 18 May, 2024. Last edited 18 May, 2024.
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